「最近庭で蜂を良く見かけるな」
「いつの間にか蜂に巣作りされていた」
なんて経験ありませんか?
特に夏の時期は蜂にとって巣作りをする時期みたいで、私の家にもしっかり蜂の巣を作り始めていました。
「巣自体そんなに大きくもないし、業者にお願いして駆除してもらうにもお金がかかるし。。。」
ということで、なんとか自分で駆除出来ないかと模索しました。
結論的には「蜂の種類」「巣の大きさ」「蜂の巣の場所」に注意すれば駆除可能です。
この記事では、実際に蜂の巣を自力で駆除した経験からの注意点や使用した殺虫剤についてご紹介します。
・自力で蜂の巣駆除出来る?
・蜂の巣駆除の注意点は?
・どの殺虫剤を使えばいい?
※蜂は大変危険な生物のため、絶対に無理をせず少しでも危険だなと思った場合は業者に依頼するようにしましょう!
自分で蜂の巣を駆除する前に確認したいこと
冒頭でもお伝えしましたが、蜂は大変危険な生物であるため、無理は禁物です!
そのため、自分で蜂の巣を駆除する前に最低限確認した方が良いことについてまとめましたのでご紹介をします。
1.蜂の種類について確認する
家や家のまわりに巣を作りやすい蜂はスズメバチ・アシナガバチ・ミツバチです。
この中で最も危険なのはスズメバチになります。
※他の2種類が安全な訳ではありません。
自宅にいる蜂がどの種類になるのかを確認するため、簡単な特徴を記載します。
(1)スズメバチの特徴
スズメバチの特徴はオレンジ色っぽい体でくびれが目立ち、比較的大きめの蜂になります。
スズメバチは大変攻撃性が高く、近づきすぎると一斉に襲ってくる特徴がありますので、この蜂であれば自分で駆除するのは諦めて業者に依頼するようにしましょう。
また、巣の特徴としては丸くてマーブル状の模様があり、蜂の出入り口は1か所だけ穴が開いているものになります。
(2)アシナガバチの特徴
アシナガバチの特徴は黄色っぽい体でくびれが目立ち、2cm前後くらいの大きさのものです。
スズメバチほどの攻撃性が無いのも特徴ですので、自分で駆除出来る可能性があります。
また、巣の特徴としてはシャワーヘッドのような形をしており、蜂の巣が下から見えるような巣となっています。
(3)ミツバチの特徴
ミツバチの特徴は丸みをおびた体で毛で覆われているような形です。
ミツバチは他の2種類に比べて穏やかな性格をしていますが、たくさん刺されると死亡するケースもあるようなので注意が必要です。
また、巣の特徴としては板状で垂れ下がっているものになります。
蜂の種類についてチェックした後は、巣の大きさについて確認していきましょう。
2.巣の大きさについて確認する
自分で駆除出来る蜂の巣の大きさは直径15cmまでです。
直径15cmとは、千円札の横幅と同じ長さなので千円札サイズまでが自分で駆除出来る限界サイズだと思ってください。
ただし、蜂は何匹かいるはずなので十分に注意するようにしましょう。
3.巣の場所について確認する
蜂が巣を作る主な場所は、軒下・窓枠・建物の天井・屋根裏・土の中などです。
軒下や屋根裏などの高所作業や土の中などであれば、素人が駆除するのは中々難しいと思うので、業者の方に頼んだ方が良いかと思います。
私の場合は幸い窓枠に巣があり、網戸から殺虫剤をふきかけることが出来ましたので、比較的安全に駆除することが出来ました。
蜂の巣駆除のための準備物のご紹介
先述したポイントを確認し、自分で駆除出来るなと判断しましたが、蜂は大変危険な生物であるため万が一のことを考えてしっかりと準備をしましょう。
蜂の巣を自分で駆除するために必要なものは以下のようなものになります。
(1)蜂用の殺虫剤
(2)蜂の巣を落とす棒
(3)刺されないための服装
(4)ゴミ袋
それぞれの道具についてご説明します。
(1)蜂用の殺虫剤
こちらは巣を安全に駆除するために、成虫を退治するために使用します。
ドラッグストアなどで簡単に購入出来ると思いますので、最寄りのドラッグストアに寄ってみましょう。
殺虫剤も種類が豊富なので、用途にあわせて選んでみると良いかと思います。
(2)蜂の巣を落とす棒
殺虫剤で蜂を退治した後に、蜂の巣を落とすために使用します。
蜂の巣に届く十分な長さで、細すぎないものを用意しましょう。
私の場合は、手を伸ばせば届く距離でしたので火ばさみで代用しました。
(3)刺されないための服装
蜂は黒いモノに反応して攻撃をしてくる習性があります。
肌の露出が無い白い服装が望ましいです。
蜂に刺されにくくするために、雨ガッパやスキーウェアなど厚めの服を用意すると良いです。
手も厚めの手袋をし、足は長靴を履くことをオススメします。
その際は袖や裾に隙間が出来ないように注意しましょう。
また、顔もガードするためにマスクやゴーグル・帽子をしっかり身に着けるようにしましょう。
私が実際に駆除した際の服装はこちらになります。
理想としては防護服なのですが、中々購入するにはハードルが高いかと思います。
ただし、自治体によっては無料貸し出しをしているところもあるようなので、市や区役所などの役場に確認してみると良いかと思います。
(4)ゴミ袋
最後に駆除した蜂の巣を捨てるためのゴミ袋です。
駆除する際に蜂の巣にスプレーをしているとはいえ、万が一がありますので蜂の巣をいれたゴミ袋の中にもスプレーをしておくと安心です。
袋にスプレーした後はしっかりと袋をしばって燃えるゴミとして処分しましょう。
殺虫剤のご紹介「ハチ・アブダブルジェット」
最後に実際私が使用した殺虫剤についてご紹介します。
いざ殺虫剤を買おうと思うと色んな種類があって「どの殺虫剤が効果があるんだろう?」と悩みますよね。私もそうでした。
私はインターネットで調べた結果、口コミの評判も良くその後の予防効果も期待出来る「ハチ・アブダブルジェット」という殺虫剤を使用しました。
こちらの殺虫剤は値段も手ごろですし、今回の蜂の巣のサイズであれば十分効果を発揮してくれました。
おかげで蜂の巣の駆除にも成功しました。
使用感としては、噴射も強力で蜂に対する即効性もかなり良かったです。
噴射してすぐに蜂がポトポトと落ちていきました。
私の家では蜂の巣を5つ駆除しましたが、5つ分を駆除してもまだ余るくらいの量が入っています。
また、巣作り予防として蜂の巣を駆除した後に蜂の巣があった場所にスプレーを噴きました。
スプレーの効果か、今のところ駆除した後には蜂を見かけることは無くなりました。
距離が遠い場合はバズーカタイプのものもありますので、距離に応じてそちらを購入するのも良いかと思います。
まとめ
今回は自分で蜂の巣を駆除するための注意点や道具についてのご紹介をしました。
ご紹介した蜂の種類や蜂の巣についてチェックして、自分で駆除出来ると判断した場合はしっかりと準備をして駆除に取り掛かりましょう。
蜂の巣は放置しておくとどんどん大きくなってしまうため、見つけた場合は早々に駆除することをオススメします。
蜂の巣が小さいうちは、成虫の数も少ないので比較的安全に駆除出来る可能性が高いです。
1.蜂の種類について確認する(スズメバチはNG)
2.巣の大きさについて確認する(直径15cmまで)
3.高所作業や土の中など、難しい位置の場合は諦める。
しかし、繰り返しになりますが蜂は大変危険な生物のため、絶対に無理をせず少しでも危険だなと思った場合は業者に依頼するようにしましょう!
夏は蜂の巣作りも盛んになるシーズンです。
畑仕事をしている時など、ひょんなところで蜂に刺されるケースも多くあります。(私の母も刺されました)
身の安全を守るためにも、しっかりと知識をつけて適切な処置を講じていきましょう!
それでは、今日より素敵な明日にしていきましょうね☆
さようなら~!